「キ、キャッ!」
膝に乗せられ
「ん、ママはパパが嫌いか?」
「何を言ってるんですか?」
「好きか?」
耳元で囁いてる。
「当たり前じゃないですか」
「ん」
Tシャツの下から手を潜り込ませ、胸を触ってる。
「き、恭介さん」
「ん」
「り、涼みたいなこと…」
「さっきは涼に負けたからな」
何の話しですか?
「でも涼のお陰で一緒に風呂に入れた」
「はぁ?」
「これからも三人で入ろうな」
「……」
ニヤニヤしながら
耳元で
「この胸…誰の?」
「へっ?」
「俺の?それとも涼の?」
ほんとに大人げない。
「ん」
優しく優しく触ってる。
恭介さんの首に腕を回し
耳元で
「意地悪です」
「ん…俺のもん」
「恭介さん」
「今はな、仕方ないから涼に貸してやってるだけだ」
貸してやってるだけだって…
「お前は俺のもん。忘れるなよ」
「……」
首筋にキスを落とす。
って…
顔を上げ、ニヤッと
「印し 付けといた」
「恭介さん」



