下に降りて


「寝たか?」


「はい。私もお風呂に入って来ますね」


「ん」


――





ゆっくりお風呂に入り


あら、恭介さんいない。


もう寝たのかしら?


時間は11時


それとも仕事かな?


髪を乾かして、グラスを洗ったり後片付けを済ませ書斎を覗いたけれどいない。


やっぱりもう寝たのかな?


二階に上がり寝室へ


ガチャッ!


電気が消えてる。


恭介さんはベッドの中


物音を立てないように静かにベッドに入って


「おやすみなさい」


恭介さんの頬にキスを