陽菜をベッドに入れて


「ママ」


「うん?」


「ホワイトデーっていいね。いっぱいおかしがもらえて」


フフフ…


お祖父ちゃんからもお返しのクッキーを貰ったしね。


「そうね。よかったね」


「あしたもホワイトデー?」


「明日は違うよ。ホワイトデーも誕生日と一緒で一年に一回だよ」


「なんだ、つまんないね~」


フフフ…ハロウィンの時もそう言ってた。


「さ、陽菜 寝んねしようね」


「うん」


絵本を読んで暫くすると陽菜は眠り


涼の部屋を覗くとこちらもぐっすり。


「おやすみなさい」