三人が部屋を飛び出していったから、部屋には私と翔の二人っきり。 何だか、恥ずかしい。 「……」 話題を探しても、見つからなくて。 不意に、翔が私を見た。 「お前、あかねと付き合ってんのか?」 …!! 「つ、付き合ってない」 私、顔が赤くなる。 「…そっか」