私の心臓、バックバク。今にも破裂しそうだよ。 「あ、あかね…?」 二人っきりなだけに、余計意識しちゃうよ。 「僕じゃ、駄目?」 うぅ。 こういうとき、何て言えばいいのかわからない。 「僕は、翔の代わりになれる?」 心臓、爆発しそう。 「か、代わりも何も、翔は好きじゃないんだってば…」 私、どんどん嘘を重ねてる。 あかねに、嘘ついてるんだよ…? 「じゃあ、僕と…付き合ってよ…」 …!!