チョコレートトラップ

私が黙ってればいい気になるし、

本当、ウソタなんて……。


「……ライ……」


「え? 何、聞こえねーよ」


「大ッキライ!

 ウソタなんて!

 私のことからかって、

 そんなに面白い?」


ウソタの言動が態度が、

全てが心の底から悔しくて、

私の頬に涙が伝う。


私がスキなのは

高橋くんだけなのに……。


しばしの間の後、

ようやく顔を離したウソタが

話し始めた。