チョコレートトラップ

「下駄箱……?」


一瞬だけ私の顔を

見たと思ったら、

ウソタはそのまま

私を連れて「3-4」と

書かれた場所に立った。


「磯貝。

 ここをよーく見てみろ」


ようやく手を

離してくれたウソタが、

今度は真っ直ぐ一点を指差す。


戸惑いながらも私は

ゆっくりその指の先へ目を向けた。