チョコレートトラップ

私の反応を反芻するように、

凛もまたこくんと一度頷く。


しばらくの間の後、

ゆっくりと話し始めた。


「高橋くんが“プレイボーイ”だ

 なんて、信じられないけど……。

 でも、芹菜が

 嘘なんてつかないしね」


よかった。


嘘みたいな本当の話を、

凛はちゃんと受け止めてくれた。


学校での高橋くんしか

知らない人からしたら、

こんな私の話なんて

真っ向から否定するはずだ。


でも、話はここで終わらない。


凛がどんな反応をしてくれるか、

不安では歩けれど、

隠さずに全て話してしまおう。