「いらっしゃいませー」
鼻にかかる甘い声を響かせて、
女性店員が声をかける。
洋服に手をかけながら、
私はお店をぐるりと見渡す。
たった今、声を掛けてきた
店員さんの他にもう1人
いるのが見える。
でも残念なことに、
その店員も若い女の子だ。
「……だよね。
都合よくいるワケ、ないよね」
意気込んで高橋くんの
バイト先のショップまで来た自分に、
ふふっと笑う。
胸が苦しくなるほどに
高鳴る鼓動が、
虚しくさえ感じ始める。
そりゃ毎日、高橋くんが
ここでバイトしているはず、
ないよね。
せっかく来たんだし、
店内を軽く1周してから帰ろう。
そう思って、
ショップの端の方から
ゆっくりと歩き始めた。
鼻にかかる甘い声を響かせて、
女性店員が声をかける。
洋服に手をかけながら、
私はお店をぐるりと見渡す。
たった今、声を掛けてきた
店員さんの他にもう1人
いるのが見える。
でも残念なことに、
その店員も若い女の子だ。
「……だよね。
都合よくいるワケ、ないよね」
意気込んで高橋くんの
バイト先のショップまで来た自分に、
ふふっと笑う。
胸が苦しくなるほどに
高鳴る鼓動が、
虚しくさえ感じ始める。
そりゃ毎日、高橋くんが
ここでバイトしているはず、
ないよね。
せっかく来たんだし、
店内を軽く1周してから帰ろう。
そう思って、
ショップの端の方から
ゆっくりと歩き始めた。

