母親に『嘘』をついたことに、

ちょっぴり胸が痛くなるのを

感じながら。


2階へ上がると、

自分の部屋のドアを開け

荷物をベッドの上に放り投げた。


この準備は、

絶対に手を抜いてはいけない、

気がする。