男前な私が二重人格男に告白されました



そんな話をしていたら予令が鳴り始めた


「あ、予令じゃん..鳴、体育行くよ」

「....春、私サボる」

「はぁ!?」

ぽかんとした顔で見てくる春

まぁ、今までサボったことなかったもん。

だけど今日はなんかすごく眠い....欠伸の回数が半端なかった

「....まぁ、いいんじゃない?私、先生には具合が悪いって言っとく」

「ん、ありがとう。」


私は再び大きな欠伸をしては保健室へと向かった





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「失礼しまーす。」

「あら、珍しいね。菊池さんが来るなんて...」

「ねえ、菊池さんって止めてよりっちゃん。」

ここの保険医、坂野 律(さかの りつ)は私のお姉ちゃんである

結婚して名字は変わっているけど変わりなく私の姉であった

「それでどうしたの?急に」

「ん、眠いからサボりたい」