love story




そそくさと田宮の隣に座る。


それでまたギラッと睨まれる。



こ、こわすぎる。


「兄貴となに話したんだよ。」

田宮がそんななか私に話しかけてくる。

あまり話さない方がいいと思い返事を短くする。


「べ、別になにも。」



「なにもってことねえだろ。
ちょっとはなしてたじゃねえか。」