「ったく、お前はドジだなぁ。……でも美菜、頑張ってたなっ」 『私っ!!私は、頑張ってません…。先輩が私のために応援してくれたのに…』 ――――ぎゅっ 「いいから、美菜は頑張った。俺が言ってんだから」 『はい』 まただ。 私、また先輩に助けられてる。