先輩と帰ってから 数日が経った。 先輩のマフラーはずっと持ったままだから、返さないと!! …だけど、先輩と逢えない。 受験勉強や進路とかで、忙しいんだろうなぁ。 教室に行く勇気もないし。 『あっ。姫川先輩、おはようございます。』 「おはよう♪あっ、そのマフラー柊先輩のだぁ。どうして、美菜ちゃん持ってるの??」 『あっ…、この前、先輩が寒いからって貸してくれて…』 「ふ~ん。……じゃあ、私が返してあげるよ♪美菜ちゃん、3年生の教室って怖いでしょ。私近いからっ!!」