「じゃあ、送ってくよ。っていうか、委員会がある日は俺に言って?送るから。」 と桜木君はにっこりと笑った。 「ありがとう!」 断ることなどしたくなかった私はすぐに返事をした。 それからは時間はあっという間に過ぎていき、あと少しで家だった。 家がもっと遠くにあれば良かったのにと、初めて思った。