夜になり、ベッドで横になっているとケータイから音楽が鳴り、メールが届いた事を伝えた。 "りんごっ!藤崎君に明日の試合の応援に来てって誘われちゃった!!りんごも一緒に行こう?" メールを開くと百合からで、明日の野球部の試合を観戦しに行こうというものだった。 "分かった!一緒にいこう!!" 百合にメールを返信し、ケータイのアドレス帳を見つめる。 桜木君とは、アドレスの交換をしたもののメールを送る勇気が出ずにいた。