ま。そーゆーわけで。と、一息。

「何日か経って腐った弁当が出てきても困るんで、この時間はB組で向井の弁当を探そうと思う。
何かこころ辺りでもあったら言ってくれ。
犯人は自首してきてもいいぞー」


「せんせーい」

早速手を挙げたのは学級委員の井東君。

「お前が犯人だったのか・・・」

「違います。それより、他のクラスに聞くって事はしないんですか?」

「B組で無くなった弁当が他のクラスで見つかっても嫌だろ?
B組のテリトリーに他のクラスが好き勝手してったってことになるぞ」

「別に嫌だなんて思いませんよ」

「とにかくB組で解決してくれ。
弁当がなくなりましたーって、他の先生に言いに行くなんて恥ずかしくて出来ないわ。俺」
 


先生の都合かい!