「優樹菜先輩!?今救急車よびましたから!」



すると優樹菜先輩の華奢な手が僕の手を弱々握りしめた




「…かえ…で…くんは…いつも……優しぃ…ね…」




「喋らないでくださいっ。」




「…笑って……」




「え?」



気づくと先輩はいつもの優しい笑顔だった