それから数時間たった
いつの間にか立ち上がっていた黒野くん
「え?あ、帰る?」
「うん」
立ち上がるのは決まって帰るのサイン
そういって私たちは
カバンを持って学校を出た
「・・・」
「・・・」
はい、沈黙です
いつも会話はない
でも
決まっていつも家まで送ってくれる
だから会話がなくても私はいいの!//
それに今日は
デートに誘えたし!!
家まで着くと
「それじゃあまた明日」
そういって帰って行った
ホントに冷たい黒野くん
でも毎回それを聞くと
『また明日会えるんだ・・・』
そう思えるから嬉しくなるの
よし!
私は明日の計画考えなきゃ!
勢いよく家に入った私
その日は夜遅くまで
ずっと計画を練っていた