こんな世界の空の下
こんな素敵な愛があって

三日月座って覗いて
囲む数多のうたを見つけた


脆く儚い微笑みを
そっと拭った光の粒

触れたうたは零れ落ち
僕らはまた立ち上がった


目下の都会の夜景より
煌めくまわりの星々は

きらきらの宝石より
側にいてくれる


この心に生まれた
小さな欠片は

この地球(ほし)で刻んだ
絶えぬ時間だ


果てない歴史の
些細な1ページを

あいの降るうたで飾ろうよ


積もる記憶は
大事なたからもの

この一瞬も愛そうよ


過去も未来も今だって
無駄も無意味もないんだよ


ほら、見つけたから
また歩き出せる

僕らに残る音と一緒に




    ‥The End‥