月日が経ち無事に中学を卒業し
いやいや高校に行くことになった
高校は市内の一番偏差値が低い公立高校
そこには
まみ、ゆう、一度見たあきがいた
ここの高校は市内とあって中学校の延長
見たことのあるめんつがそろっていた
私はA組
まみもゆうもあきも
っと言ってもほとんど中学校の面子がそろっていた
25人ほどのクラスの約8割が私と同じ中学校だった

~はる、だいすけとの出会い~
高校に入ってせっかく高校に入ってからには
高校デビューでもしてみようかな?
そんな軽いノリで
みんなに気軽に話しかけてみた
そしたら思ったよりみんなノリにのってくれた
それがなんだかうれしくて
快調な滑り出しをした
「あさみってさ~中学一緒だけど保健室にいるイメージしかない」
そう切り出したのは、中国人とのハーフ
出身は中国
中国語ペラペラな
だいすけだった
「まあ、その通りだよ~。初めて話したよね?」
「だな~、始めましてか~。」
「だね、よろしく!」
「おう」
だいすけと話していると
「おれも始めましてじゃない?」
話に入ってきたのはあきだった
「あきとは話したことあるよ~。保健室で!」
「だっけか?」
「保健室に来ては追い帰されてたじゃん」
「だからよ~あのせんこうマジないわ~」
そんな馬鹿話をしていた
これがあたしとだいすけの出会い
このときたぶんあきともまともに話した気がする
そんなこんなで
ホームルームが始まって
席に着いた
席に着くと三人が見たことのない子だった
よく見ると別の中学校だった
「ねぇねぇ、名前何っていうの?」
あたしから話し掛けた
「はるだよ~。良かった~はる仲のいい人いなくってさ~話しかけてくれてありがとう~」
はい第一印象ぶりっ子からの
過保護
そんな印象をうけた
まあ、その通りだったんだけど…
でもこの子に私は振り回されることになるとは思っても見なかった