大嫌いなのに...



「そっか―。良かったぁ」
「あはは、俺も―」




「お―い」

「あっ佑陽。」

「今日ってクラス発表だったんだな。」

「え?知らないのにこんな早く学校来れるの?」




今、学校に来たのは


荻原 佑陽


家は学校から1m弱のところにある。



「うるせぇ。んで、俺は何組かなぁ?」

「1組だよ」

「えっ!!何で?」

「え?嬉しくないの?」

「何で、何で俺より先に言うの?」

「そっちッッ!?あ―ごめん。」


変なところにツっこむことが多い佑陽。