とりあえず回りに見えるもの
を裕優輝に伝えて電話をきった。


「おい。
ねぇちゃん。」



「…えっ?」



「暇なら俺らと遊ぼうぜ。」


「いっ…いぇ。
人を待ってるので…。」


「そんなこと言わずにいこうぜ。」


「ほんとに…
大丈夫なんで…」


すると、
男が急に私の腕をつかんで、

「だまってついてくればいいんだよ!」


こっ…こわぃ…

誰か助けて…