潤先輩に、

 「久しぶりに戻ってきたんだから校舎回ってきたら?」

 私は先輩の言葉に驚いた。

 「えっ?」

 「いってきな!」

 「う、うん」

 私は校舎を回った。懐かしい感じがした。歩いてると

 愛達の教室についた。私は止まることなく歩いた。

 ここで止まってしまうと、自分の中が変わるような感じがしたから。

 私は先輩達が待ってる正門まで歩いた。

 そして近くの喫茶店に入って話してた。ここの喫茶店が懐かしく感じた。

 2年しかたってないのに、ここの店の雰囲気が変わってた。

 沙希が突然言い出した。

 「今入って来た人かっこよくない?」

 香奈が見始めた。

 「繭の学校の人じゃない?」

 「あー本当だ。でもマジかっこよくない?」

 「だよねー。繭も見てみなよ!」

 私は見た。そして見た先には・・・・・・。

 私は驚いて、自分の持ってた水をこぼしてしまった。

 こっちに注目が集まった。そしたら、愛が、

 「繭ーひさしぶりじゃん!!」

 「そうだねー!」

 「今日は驚いたよー。でも繭らしい発表だったね!」

 「ありがとう!」

 沙希が、

 「繭知りあいなの?」

 私が答える前に愛が答えた。

 「知り合いも何も、幼なじみだよー」

 「えっ?」

 「私、繭、桜、優、陸、翼 は幼なじみ。まぁ、繭と優はもっと前からの付き合いなんだけどね!!!」