「お前今日放課後話そうぜ?久々に3人で。」

 翼が俺に言った。俺はうれしかった。

 陸と翼が話してる。俺の耳に入ってしまう。

 “なら今日は繭と愛に先に帰ってもらうか?”

 “そうだな”

 まてよ。女子だけで返すのか?俺は勝手に口が動いていた。

 「放課後じゃなくても今話せばよくないか?」

 「そうだな。」

 俺達は話た。

 「繭も愛もここの学校なのか?」

 「おう。誰一人・・・。うん。みんなここにいるぞ。」

 俺は翼の言葉に違和感を感じた。みんなかぁ。。

 「そうなんだ。」

 「桜もここに来たらしい。みんな本当にそろった。」

 「へぇーー。」

 話してると陸が言い出した。

 「お前なんで途中からいなくなったんだよ?」

 「まぁ、なんとなく。気分で。」

 「気分ってなんだよ。1番悲しんだの繭なんだぞ。あいつお前がいなくなったから半年ぐらい元気なかったんだぞ。」

 「まゆがぁ?」

 「おう。今は平気な顔してるけど、本当は悲しんだよ。優って言葉が出てくるたびあいつは悲しい顔ばかりするんだ。それを俺達は1番近くで見てきた。だからいなくなった理由をちゃんと話せ。」

 「ごめん。今はいえない。でもちゃんとそのうち話す。」

 「ちゃんと話してくれるんだな?」

 「おう。俺がここの学校にいること、繭たちに言わないでくれるか?」

 「わかった。いわないでおくよ。」

 陸や翼は何にも変わってなかった。