あかんあかん。
あたしは”仲のいい友達”なんやから。
こうやってふざけてバカやったり、笑いあえるだけで十分。
それ以上望んだからこの関係が崩れてまう。
…それだけは絶対嫌や。
それに、雪弥好きな人おるって言うてたしな。
雪弥を困らせたくない。
だから絶対に言わない。何があっても。
って、あたしの世界は雪弥中心で回ってるみたいやな。
「あ、そうだ。どっか行きたいとこある?」
「んー、特にあらへんよ!雪弥は?」
「俺も特にないかなあ」
「…あ。あたし、雪弥ん家行ってみたいなあ…なんて」
「は?俺ん家?」
「うん。だめ、やった?」
「あー…別にええけど。汚いで?」
「そんなん気にせん気にせん!」
「ならええよ。俺ん家行くか」
やった!ずっと雪弥ん家行きたかってん!
あーめっちゃ嬉しい。

