「リフィル様とはお友達ににゃりましたわ。とっても優しい方。ご主人様から聞いていた、前のリフィル様のイメージまんまよ?」
タビは、首を傾げて後ろに座る先生を見た。
「だから、アタシおかしいな~と思って、しばりゃくリフィル様にくっちゅいてたのよ?」
「それで、マルクとは接触したのか?リフィルの傍にはいなかったか?タビ。」
先生が、タビの話を重要な方向へと誘導してゆく。
「うん、アタシ会いました。お部屋にマルクが来て、毎日おんなし時間にリフィル様をちゅれていくのよ?」
時折、えぇと…えぇと…と、首を傾けながら一生懸命に順を追って話した。
「しょれ以外の時間はアタシと遊んでたもん。マルクがいりゅ時だけ、リフィル様がボーってなりゅのよ?」
「なるほど…。ほぼ決まりだな。」
キースがそう言って私たちを見た。
「そうだね。」
「あぁ…」
タビは、一気に頑張って話した為か、興奮気味に大きく呼吸していた。
「有り難う、タビ。頑張ったのね。偉いね。」
私がタビに笑顔を向けると、タビは先生の膝を下り、今度は私の膝へと登ってくる。

