私のクラスは仲が良かった女子もいるし、仲が良かった男子もいる。 隣の席の子は、違う小学校の女の子だったけど、とても気さくに話しかけてくれる。 「私、真澄。下山真澄。まっすって呼ばれてるの。宜しくね。」 まっすは背が高くて、髪が長いよく笑う女の子だった。 「私、高木美紀。普通に美紀って呼ばれてるよ。宜しくね。」 私の名前を教えて、まっすとは今後も仲良くなるなんて、この時はまだまだ全然わからなかったね。