もっと一緒にいれたら良いのにという感情と、クリスマスにプレゼントを渡したいという感情がピークになってそっと口を開く。 「…………クリスマス、空いてる?」 岬ッチは、いつも私を見て話さない。 顔もあんまり見てくれないよね、いつもだよね。 いつも通りだったよね。 「……空いてるよ。」 岬ッチは、私を見ないでそう答えてくれたね。