このままだったら彼女どころかその他大勢の一人以下になってしまう。 カッコいい岬ッチと釣り合いたくて、少しずつ覚えていく化粧。髪の毛の手入れ。 「俺らがここまでしてんのに、美紀が動かなきゃ、な~んにも意味無いね~。フラれたって仕方ないっしょ~。」 翼の辛口な言葉が胸に刺さる。 だけど図星過ぎて何も言い返せない。 情けない、本当に情けない。 これじゃいつも見ていた片想いの頃と全く同じだ。念願の彼女になれたのに。 ていうか、 私本当に彼女なの? それすらも自信無くなってくるよ。