その日の放課後

友達に別れを言って
家までの帰り道

角を曲がったら
あいつは居た

少し長めの髪が
風になびいた瞬間

俺はなにか不思議な
感情に襲われた

言葉では言い切れない
もどかしい気持ち


どうしたら良いのか
わからずに
俺はそいつの横を走って
家まで帰った…