中を開けてみると…、

「−−ッッた」

…カミソリ…

痛い…。

「どうした?」

隠さなきゃ。

「あ、別に。」

「?」

ジョンソンは私を見回している。
視界に私の指が入った。

「どうしたんだよッ!それ」

「ちょっと切っちゃって…」

「ちょっとじゃないだろ!!」

「ッッ−」

ポロポロと私の目から涙が落ちた。

「わりぃ。泣くな」