涙色の恋





腕を不意に捕まれて

「本当に悪かったって、学校まで送ってやるから。機嫌直せよ」

何でそんな上からなんだよ
こいつは………


「結構です!」

また歩きだそうとしたら

ヒョイ―



えっ?



軽々抱っこされてチャリの後ろに降ろされた。

「てっ。おい!旬!いーよ!重いし…」

何事もなかったかのようにペダルを踏みはじめた。




えっ…と?
なんつー状況?


私も大人しくなりゆっくり旬の袖に捕まった。





そしてしばらくの沈黙―