オレは自転車を出すといのりに
『いのり~、早く後ろに乗れ』
そう言うといのりは後ろに乗った。

オレは立ち漕ぎで急いだ。

学校に着いていのりとわかれてから教室にはいった。

『はぁ~危なかった』
そう言うと隣から
「お前また遅刻しそうになったんかよ」

ため息をつきながら親友の優斗が言ってきた。
オレは、優斗の頭を叩きながら
『うるせぇな、オレは朝が苦手なんだよ優斗も知ってるだろが』

すると優斗は笑いながら
「痛てぇから叩くのやめろよ大和~」

「それより今日からクラスに転校生が来るらしいぞ?」


オレはこの時期に転校生かと思いつつ
『その転校生って男?それとも女?』