「こんにちは。お邪魔します」

初詣の帰り、


良平の家に寄った。


「着物って、苦しいよね」



「今度からは着ない事だな」


「・・・」


「うそ。また着てよ。可愛いから」


意地悪そうに笑った良平。


「もう!!」


叩こうとした手を掴まれた。



「このまま脱がしていい?」



「は?!」



「ちょ、ちょっと、何言ってんのよ?」


慌てる私を笑いながら見てる良平。