そんな二人の姿を見たら変わってなんて言えなくて。


椎のかおを1度も見ずに言った。


「徹也っ待って!!」


部屋から出ようとした時、とっさに椎に手首を掴まれた


だけど

「触んな!」


無理矢理手首を払いのけて歩き出した。