椎!


だれかなんてすぐに分かった。


後先考えず、資料室に入った。


「綾斗、俺…」


ーーー文化祭に出る


そう言おうとしたけど、目の前の光景に目を見開く。



そこには、抱き合ってる綾斗と椎の姿があった。