お願いだから、抱かないで




―――――……


「椎ちゃん、お昼食べよう」


「うん!」


時は早いことであっという間にお昼休み。


クラスの数人の子と机を向かい合わせにしてお弁当を用意する。


お昼って恋ばなとかしかしないから、憂鬱なのよね。


「綾斗くん、相変わらずカッコイイよねー」


「まゆ彼氏いるじゃん」


ほら、こんな話ばっか。


あたしは話を無視してウインナーを口に含む。


「てか椎ちゃんは彼氏とか作らないの?」


「あたしも気になった!モテるからもったいないのにー」


突然話の矛先があたしにまわってきて、なんて答えていいか迷う。


そんなとき


~♪~~♪~


携帯の着信音が鳴る。