お願いだから、抱かないで




「じゃあな」


結局、送ってもらってしまった。


アイツに貸しが出来たみたいでイヤだけど、こんなの当たり前よね。



思ってたよりも、全然優しかったし。


ってなに思ってんだろ!


危ない、危ない。


あたしは綾斗くんが好きなんだから。


そう何回も心にいい聞かせながら家に入った。