ギシッ… ベッドの軋む音が聞こえた。 「あんたまさか初めて?」 布団越しに聞こえる徹也の声に緊張が高まる。 初めて、なんて言ったらバカにされる。 だから言葉を発しない。 「無視?……なら」 バッ… 黙っていると布団を剥ぎ取られた。 その瞬間目が合って、目線を下げる。 「初めてだったら、何?バカにすればいいじゃん」 ついかっとなって言ってしまった。 あたしってホントバカだ。 自分で言うなんて。 するとその瞬間、抱きしめられた。