もう終わった……
あたしは別れたかったわけじゃないのに、謝りたかっただけなのに……
自分の教室に入ると、まだ寮くんが作業をしていた。
あたしに気づくと作業をやめ、ヘラッと笑った。
「おかえり。どうだった?」
その笑顔が痛かった。
せっかく行かしてくれたのに……ごめんね?
「別れようって、言ってきた」
「……え?」
驚く寮くん。
「いいんだ。だって嫌われてるんだし!ケンカしたからかなぁ?
まぁ、別にいいんだけど!もう終わったことだしね!」
無理して笑ってるのがどうか、気づかれませんように。
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