「ねぇねぇ…。泣いてるけど、大丈夫?」 声のするほうにふたりで振り向くと、数人の男の人たちがいた。 「だ、大丈夫ですっ……」 嫌な予感がする。 あたしたちは後ろに後退りしたけれども、後ろは行き止まり。 路地裏を選んだ自分を後悔した。 「なぐさめてあげよっか?」 グイッと手を引かれ、顔が近づいてくる。 「……や、だっ…」 ────なんで、こんなヤツなんかと……