「またてめぇかよっ!」 「しつけーんだよ!!」 うるさいなぁ! イラッとしたそのとき── 「あんたらの相手はあたしなんだけどぉ?」 あたしとギャルの間に入ってきた花。 目で“行け”と合図された。 あたしは頷いて、そのまま無理矢理友美を引っ張って、ファーストフード店を後にした。 そして、路地裏に連れていった。