「……いた」 奥のほうで、祭りのときのメンバーと大笑いしている。 あたしが見てもわかる。 目立つ嫌なグループだ。 「友美!」 思い立ったら即行動。 あたしは友美のところに行き、腕を掴んだ。 「……なっ!離せよ!!」 「いいからっ!ついてきてっ!!」