「う…うん?」 花はあたしに疑問をおいて行った。 どうやらそれは、あたしにとって、とてつもなく難問になりそうです。 「げっ。なんだよ、オマエらもそんなことして…」 瑞希はあたしと花の繋がれた手を見て、顔をひきつらせた。 まさかだろうけども、良からぬことを考えているに違いない。 「違うよっ。あたしは、敦くんみたいじゃない」 「おいっ!オレみたいってなに!?」 敦くんは自分を指さして、目をぱちくりさせた。 ……わかってないんだ。 花も同じことを思ったみたいで、目が合って……笑った。