敦がいなくなったミニバスに、物足りなさを感じた。 オレと同等に戦える相手がいない。 みんなオレより弱っちいヤツばかり。 オレは自然と、ミニバスにあまり顔を出さなくなった。 そしてなんとなく、ミニバスに顔を出したときだった。 『なにしにきたんだよ』 6年のヤツに言われた。 『バスケしにきたけど?』 なんてことなく答えたオレに、ソイツは笑って言った。 『逃げたヤツが、何言ってんだよ?』 一瞬、なにを言われたのかわからなくなった。