うぅーっと悩んでいると、ふいに鼻をかすめる瑞希の匂い。 目の前には瑞希の学ラン。 あたし……抱き締められてる? 瑞希に?なんで?? 怒ってるんじゃないの?? 「はぁー…… オマエ、ほんとばか」 「えっ!?」 いきなりそれっ!? 「だけど、めっちゃ嬉しい」 抱き締める腕に力が込められる。 瑞希はいま……どんな顔してる? 見ようとしたけれど、この力に敵うわけがない。 あたしはしばらく、このままでいることにした。