海と桜の奏 ~Pure・Harmony~

バラードを聴いているとは思えない位ざわめき始めた体育館内。


しかし集中して聴きたい生徒が周りを静かにさせたので、またオレのピアノと海の歌以外は聴こえなくなった。


『私はアナタだけいたらいい


なのにどうしても勇気が出ない』


海の歌声は、今まで何度も聴いて来た。


初めて聴いたのは忘れ物取りに教室戻って、偶然海が歌ってた時。


あれから1ヵ月経ったのか………早い。


それからまたピアノに合わせて歌って貰ったり、音楽祭出るって決めたり、色々あったなぁ………


『アナタの声を聴くだけで安心するの――――…』