海と桜の奏 ~Pure・Harmony~

極々普通に答えた茶竹君。


すると次の瞬間………


「じゃあ今度私のおじいちゃん家に、お茶飲みに来ませんか?私がお茶点てるんですけど、茶竹君にも飲んで欲しくて……」


ポッと頬を赤らめて小梅が言った為、皆一斉に固まった。


え…え……えええっ!?ウソ!?


「ち、ちょっと茶竹君!早くOKしなよ!呆然としてないでさ!!」


「タッケー良かったな!一歩前に進んだぞ!!」


小梅以上に真っ赤になって、衝撃のあまり固まってしまった茶竹君を、アイと冬柴君がビシバシ叩く。


数秒経ってから、ようやく茶竹君は復活した。