海と桜の奏 ~Pure・Harmony~

小梅が分からないと言う問題を教えてると、冬柴君と茶竹君がやって来た。


「おっはよー桐生さん、外山、浜口!宿題ですか?ご苦労様です!!」


「あーー、3人共。コイツ昨日もナンパして玉砕したから、テンションおかしいんだ。ほっといてやってくれ」


呆れ顔で淡々と話す茶竹君に、小梅が尋ねた。


「茶竹君、お茶好きですか?」


お、お茶………?


小梅、いきなりどうしたんだろう?お茶好きかなんか聞いて………


見ると、アイと冬柴君、尋ねられた茶竹君本人も不思議そうな表情だった。


「お茶?茶道のお茶の事なら、好きだけど」